この事例のポイント
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採用前の課題
共に成長できる人材を求め、尼崎工場で初めて外国人材を迎えました。
- 02
ヒトキワの支援
面接の進行・通訳や、住居・手続きの準備を支援しました。
- 03
採用後の変化
最初の2名の働きぶりを評価し、さらに2名を採用。計4名が現場で活躍しています。
以下の公式インタビュー掲載時点の内容を要約しています。
こんにちは!グローバル人材紹介事業を展開する株式会社ヒトキワです。
弊社は、日本で働きたい外国の方向けの日本語講座やビジネスマナー講座のサポート、人材不足でお困りの企業様にご紹介やその後のフォローを行なっている急成長中企業です。
実際に弊社を通じて外国人スタッフを採用された企業様の事例をご紹介いたします。
アルミニウム鋳造業を営む株式会社大和合金製作所様では、戦略的な人材確保を背景に、ミャンマー出身のスタッフ4名を採用され、工場での重要な戦力として活躍していただいています。
同社は徳島工場でのアルミ鋳造から尼崎工場での後加工・アルマイト加工まで一貫して行い、主に電車関係の大手メーカー様への部品供給を手がけられています。関西圏では阪急電車様の90%、JR西日本様の80-85%、阪神電車様の90%以上の部品を納入されるなど、高い技術力と信頼性を誇る企業様です。
今回は、代表の小谷様と実際に現場で活躍されているニンさん(入社5ヶ月)より、製造業での外国人採用の実情と成功のポイントについてお話を伺いました。
「本人からの熱意あふれるアプローチ」がきっかけで始まった外国人採用
ー事業内容について教えてください。
小谷様:当社はアルミニウムの鋳造を主力事業としています。徳島工場でアルミ鋳物を製造し、週に1〜2回トラック便で尼崎工場に運んで、後加工として切削・穴開け・研磨を行います。その後、アルマイト加工という表面処理を施して製品として組み付け、お客様に納品しております。
お客様は主に大手企業様で、神戸製鋼所様、川崎重工業様の兵庫工場や明石工場、近畿車輛様、日立製作所様、日本車輌製造様、東急車輛製造様など、日本の電車を作っているメーカー様に部品を納入させていただいています。
ー外国人採用のきっかけを教えてください。
小谷様:ミャンマーの方から直接応募があったことがきっかけです。
ご本人からの熱意あふれるアプローチがあり、
その熱意に心を動かされ、一度お話を聞いてみようと思いました。
問い合わせ先にヒトキワの番号が書いてあり、
連絡した後、ヒトキワの清水さんと田中さんに
お越しいただいて事業紹介を受け、「有料人材紹介ではなく費用が一切発生しない」「ビザ申請もサポートしてくれる」という説明を聞いて、
「ぜひお願いしよう」ということになりました。
「コミュニケーション能力と向学心」を重視した採用基準
ー当時の人材確保の状況はいかがでしたか?
小谷様:優秀な人材の確保が課題でした。
まずは共に成長していける仲間が欲しかったんです。
徳島工場では既にベトナム人の技能実習生7名が活躍していましたが、尼崎工場では外国人スタッフを迎えるのは初めてでした。
ー採用を決断する際のポイントを教えてください。
小谷様:基本的なコミュニケーション能力があるというのが一番のポイントでした。
短い時間でのリモート面接でしたが、面接で話していて学習能力の高い方々だと分かりました。
向上心があり、日本語が上達すれば素晴らしい人材になるという印象を受けました。実際に入社していただいてからも、その通りでしたね。
手厚いサポート体制が採用の決め手に
ーヒトキワのサポートについてはいかがでしたか?
小谷様:初めての取り組みでしたが、住居の手配から各種手続きまで、スムーズに進めていただけました。特にリモート面接は未経験でしたが、
清水さんが来てくださって設定から進行まで手伝っていただき、ミャンマーの通訳の方も入ってくださって非常に助かりました。
導入段階でのサポートが充実しており、安心して進めることができました。
ーその後の追加採用についてはいかがでしたか?
小谷様:最初に2名採用したところ、周りの社員からも「コミュニケーションが取れて、しっかり働いてくれる、素晴らしい」という高い評価をいただけました。その良い反応を受けて、「さらに優秀な人材を迎えよう」と判断し、追加で2名、合計4名を採用しました。
現場での成長と品質向上への取り組み
ーサービス品質への影響はいかがでしたか?
小谷様:当初は業務習得期間中に学習プロセスの一環として課題もありましたが、これは日本人の新入社員でも同様に起こることです。現在は業務に慣れ、品質面でも安定した成果を出してくれています。
むしろ、お客様からも外国人スタッフの活用について前向きな評価をいただいています。人材活用の多様化は時代の流れに沿った取り組みとして
評価されています。
ー言葉の面での工夫はありますか?
小谷様:関西弁だと理解が難しい場面があったので、最初はイントネーションは関西弁でも、言葉は標準語に近い形で話すよう工夫しました。現在では、関西弁も理解できるようになり、コミュニケーションは大幅に改善されています。
社内コミュニケーション向上への取り組み
ー社内での交流はいかがですか?
小谷様:6-7月に焼肉店で親睦会を開催しました。皆「美味しい、美味しい」と喜んで食べていました。お酒はほとんど飲まないのですが、たくさん食べて、食事会を通じて素晴らしいチームワークが築かれました。
また、ヒトキワの清水さんがお越しになった際の提案で、ミャンマーのスタッフの福利厚生向上として、また社員やお客様にもご利用いただけるようWi-Fiを設置しました。これは全体にとって大きなメリットとなった取り組みです。
長期的な視点での発展と期待
ー今後の展望についてはいかがですか?
小谷様:最も関心があるのは「長期的なキャリア発展」についてです。面接時には「日本で長く働きたい、家族も呼びたい」「日本で安定した生活を築きたい」と話していて、そのビジョンを応援したいと思っています。
将来的な成長機会の提供やキャリアパスの整備など、長期的に活躍していただける環境づくりに取り組んでいます。
ーニンさんの成長についてはいかがですか?
小谷様:ニンさんは学習能力が非常に高く、仕事も順調にマスターしてくれています。本人の学習能力が高いため、今後は在庫管理だけではなく、沢山の重要な業務もお任せできると思います。N2の資格取得も目指しているので、今後の成長が楽しみです。
「一歩ずつ着実に」進める先輩からのアドバイス
ー外国人採用を検討している企業へのアドバイスをお願いします。
小谷様:人と人との出会いが大切だと思います。幸運にも素晴らしい人材に出会うことができました。中小企業では新しい取り組みへの第一歩が大切ですが、まず一人から始めて、段階的に経験を積んでいくことをお勧めします。
また、外国人雇用に関する制度や手続きについては、専門的なサポートが心強いです。ヒトキワさんのように相談できるパートナーがあると非常に安心です。
現場で活躍するスタッフの声
ニンさん(入社5ヶ月)より
ここからは、実際に大和合金製作所で働くニンさん(入社5ヶ月)に、日本での仕事について詳しくお話を伺いました。
担当業務について
ーニンさん、本日はよろしくお願いします。まず、現在どのようなお仕事をされているか教えてください。
ニンさん:よろしくお願いします。私は検査部で組み立て業務を担当しています。主に電車部品の組み立て作業を行っていて、細かい部品を正確に組み立てていく仕事です。
ー組み立て業務の具体的な内容について教えてください。
ニンさん:はい。アルミニウムで作られた部品を、図面を見ながら正確に組み立てていきます。最初は難しかったですが、今では色々な種類の製品の組み立てができるようになりました。品質チェックも大切な仕事の一つで、お客様に届ける前に細かく確認しています。
仕事のやりがいについて
ー仕事をしていて、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
ニンさん:色々な事を覚えて、商品を作るプロジェクトに関わる中で、自分のアイデアが形になることが一番嬉しいです。最初は言われた通りに作業するだけでしたが、今では「こうしたらもっと効率的に組み立てられるかも」と自分で考えて提案できるようになりました。
ーご自身のアイデアが採用されたこともあるんですか?
ニンさん:はい!先輩に相談したら「それいいね、やってみよう」と言ってもらえて、実際に作業手順に取り入れてもらえたことがあります。そして何より、お客様から感謝の言葉をいただいた時は本当に嬉しかったです。自分が作った製品が電車に使われて、多くの人の役に立っていると思うと、誇りに感じます。
成長を実感した瞬間
ー入社してから、ご自身の成長を感じた瞬間はありますか?
ニンさん:たくさんあります!一番印象に残っているのは、以前できなかった事が、数回の経験を通じてできるようになった時です。
最初は複雑な組み立て作業に時間がかかって、何度も確認しながら作業していました。でも、3回、4回と経験を重ねるうちに、だんだん手順が分かってきて、今では自信を持って作業できるようになりました。
ー具体的にはどのような作業ですか?
ニンさん:例えば、小さなネジを決まった順番で取り付ける作業があるんですが、最初は順番を間違えたり、締め付けの強さが分からなくて苦労しました。でも先輩が何度も丁寧に教えてくれて、「ここはこのくらいの力で」「この音がしたらちょうどいい」と細かく教えてもらいました。
今では、その作業を他のスタッフに教えられるレベルになりました。自分の成長を実感できて、とても嬉しいです。
日本語能力の向上について
ー日本語についてはいかがですか?入社前と比べて変化はありましたか?
ニンさん:はい、すごく上達しました!入社当時は日本語が苦手で、簡単な会話もなかなかできませんでした。専門用語も多いので、最初は本当に大変でした。
ーどのようにして日本語が上達したのですか?
ニンさん:日本人スタッフの方が親身に教えてくれたおかげです。分からない言葉があると、すぐに説明してくれたり、メモを書いてくれたりしました。「これ、日本語で何て言うの?」と聞くと、いつも優しく教えてくれます。
特に、組み立ての専門用語は難しかったですが、実際の部品を見せながら教えてもらえたので、とても分かりやすかったです。
ー今では通訳もされているそうですね。
ニンさん:はい!今では自信を持って通訳やサポートができるようになりました。同じミャンマー出身の後輩スタッフが入社した時に、日本人の先輩の説明を通訳したり、困っていることがあれば相談に乗ったりしています。
自分が最初に苦労したことを思い出して、後輩には同じ苦労をさせないように、丁寧にサポートしています。通訳を通じて会社に貢献できていることが、すごく嬉しいです。
社内の雰囲気について
ー職場の雰囲気はどうですか?
ニンさん:とても良いです!みんなフレンドリーで、気軽に相談できる環境です。困ったことがあれば、すぐに先輩や社長に相談できます。
ー具体的にはどんな時にそう感じますか?
ニンさん:例えば、作業で分からないことがあった時、「ちょっといいですか?」と声をかけると、手を止めて丁寧に教えてくれます。「こんな質問して大丈夫かな」と心配する必要がないんです。
お昼休みも、みんなで一緒に食事をしながら、仕事のことだけじゃなく、趣味の話や週末の予定なども話します。日本人スタッフも外国人スタッフも関係なく、みんな仲が良いです。
ー親睦会にも参加されたそうですね。
ニンさん:はい!焼肉の親睦会に参加しました。とても楽しかったです。美味しい焼肉をたくさん食べて、みんなで笑いながら話して、良い思い出になりました。そういう機会を作ってくれる会社に感謝しています。
将来の目標について
ー今後の目標を教えてください。
ニンさん:まず、N2の資格を取得したいです。日本語がもっと上手になれば、できる仕事の幅も広がると思います。社長からも「在庫管理の仕事もできるようになるといいね」と言っていただいているので、パソコンの勉強も頑張っています。
ー長期的にはどうですか?
ニンさん:この会社でずっと働き続けたいです。今は組み立ての仕事をしていますが、将来的にはもっと色々な仕事に挑戦したいです。後輩の教育にも関わりたいですし、会社の成長に貢献できる人材になりたいと思っています。
これから日本で働く方へのメッセージ
ー最後に、これから日本で働きたいと考えている方へメッセージをお願いします。
ニンさん:日本語の勉強は絶対に大切です。母国にいる時から、できるだけ日本語を勉強してきてください。最初は大変かもしれませんが、日本語ができるようになると、仕事も生活もとても楽しくなります。
そして、積極的にコミュニケーションを取ることも大事です。分からないことがあれば、恥ずかしがらずに質問してください。日本人は優しい人が多いので、きっと助けてくれます。
私も最初は不安でしたが、今ではこの会社で働けて本当に良かったと思っています。日本での仕事は、自分を成長させてくれる素晴らしい機会です。頑張ってください!
まとめ
今回の事例では、製造業での外国人採用成功のポイントが明確に示されました:
応募者の熱意を重視した採用のきっかけ
コミュニケーション能力と学習意欲を重視した採用基準
包括的なサポート体制による安心感
現場の高評価を重視した段階的な人員拡大
効果的なコミュニケーション手法の工夫と改善
社内イベントを通じた良好な関係構築
小谷様の「人と人との出会い」「一歩ずつ着実に」という姿勢が示すように、段階的で丁寧なアプローチにより着実に成果を上げていらっしゃいます。
グローバル人材採用についてご興味がありましたら、お気軽にお問合せください。