資格外活動許可は空港で申請できる?オンライン申請や書き方・入手方法
日本での新しい生活を前にして、アルバイトができるかどうか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
「留学」や「家族滞在」の在留資格を持つ方が働くには、空港やオンラインで資格外活動許可を受ける必要があります。
この記事では、空港での申請手順やオンラインの活用法、書類の書き方まで、初めての方にも分かりやすく解説します。
入国時に空港で資格外活動許可を申請する手順

ここでは、日本に到着したその足で資格外活動許可を申請するための具体的な流れと、注意すべき点についてお伝えします。
空港での手続きは最も手軽で迅速な方法ですので、まずは自分が対象に含まれているかどうかをしっかり確認しましょう。
① 空港で申請ができる対象者と在留資格の条件
新規入国者の中で「留学」の在留資格を持つ方は、入国審査の際に空港で直接この許可を申請することが可能です。
残念ながら「家族滞在」など他の資格の方は空港での申請はできず、入国後に改めて手続きを行う必要があります。
初めて日本に来るタイミングを逃すと、後から入管へ行く手間が発生するため、留学生の方は必ず事前に準備しましょう。
パスポートと一緒に申請書を提示するだけで、その場で在留カードの裏面に許可のスタンプを押してもらうことができます。
② 申請が可能な日本の主要空港(成田・羽田など)
すべての空港でこの手続きができるわけではなく、成田、羽田、中部、関空といった主要な空港に限られています。
他にも、新千歳、広島、福岡の各空港でも対応しており、これらから入国する場合は窓口で申請を受け付けてくれます。
もし地方の小さな空港から入国する場合は、その場での発行ができないため、後日住んでいる場所の入管へ行きましょう。
自分の利用するフライトがどの空港に到着するかを確認し、許可がもらえる場所かどうかを把握しておくことが大切です。
③ 空港で申請し忘れた場合のリカバリー方法
もし入国審査の時に申請を忘れてしまったとしても、後からオンラインや入管の窓口で手続きをすれば大丈夫です。
空港での申請は「新規入国時」のみの特例であるため、一度ゲートを出てしまうと空港に戻って申請はできません。
学校が始まってから落ち着いて準備を進め、マイナンバーカードを使ったオンライン申請や、郵送での手続きを選びましょう。
許可が出るまでには数週間から数ヶ月かかることがあるため、アルバイトを急ぐ場合は早めに次のアクションへ移ります。
利便性が高い資格外活動許可のオンライン申請

ここでは、役所の窓口に行かずに自宅から手続きができる、非常に便利なオンライン申請について詳しくご紹介します。
スマートフォンやパソコンがあれば、24時間いつでも自分の好きなタイミングで申請作業を進めることができるのです。
① オンライン申請を利用できる対象者と必要環境
オンライン申請は、すでに日本に在留しており、在留カードを所持しているすべての方が利用できる仕組みとなっています。
インターネットに繋がるパソコンやスマートフォンに加えて、マイナンバーカードを読み取るための機器が必要になります。
「出入国在留管理庁電子届出システム」という専用のサイトにアクセスし、まずは利用者としてのIDを登録しましょう。
推奨されるブラウザ環境などを事前に確認しておくと、エラーが発生することなくスムーズに作業を完了させられます。
② マイナンバーカードを活用した申請のメリット
マイナンバーカードを本人確認に使うことで、わざわざ遠くの入国管理局まで足を運ぶ時間と交通費を節約できます。
書類のコピーを取ったり、写真を現像したりする手間も省けるため、忙しい学生さんや主婦の方には最適な方法です。
審査の進捗状況もメールやマイページでリアルタイムに確認できるため、いつ許可が出るのかという不安も解消されます。
また、オンラインであれば申請書の書き間違いも画面上で修正しやすく、書類の不備を未然に防げる点も大きな魅力です。
③ オンライン申請の具体的な流れと完了までの期間
まずは専用システムで情報を入力して送信し、その後に審査が終わるまで待機するというシンプルなステップです。
通常、申請から結果が出るまでには2週間から2ヶ月程度の期間が必要ですので、余裕を持って計画を立てましょう。
許可が下りると通知が届きますので、案内に従って新しい許可情報の登録手続きを行い、在留カードを更新します。
時期によって混み具合が変わることもありますが、窓口での待ち時間がない分、トータルの負担はかなり軽減されます。
資格外活動許可申請書の記入例と書き方のコツ

ここでは、書類審査をスムーズに通過するために欠かせない、申請書の正しい書き方やポイントを分かりやすく解説します。
内容に不備があると再提出を求められて時間が無駄になってしまうため、記入例を参考にしながら丁寧に仕上げましょう。
① 【項目別】申請書に記入すべき内容と注意点
申請書には氏名や生年月日などの基本情報のほか、現在の在留資格やパスポート番号を正確に写していく必要があります。
特に電話番号や住所は、入管から連絡が来る可能性があるため、現在確実に繋がるものを記入するようにしてください。
一番大切なのは、自分がこれからどのような活動をしたいのかを選択する欄で、多くの場合はアルバイトが該当します。
文字が枠からはみ出したり、不鮮明であったりすると読み取れないため、黒のボールペンを使ってはっきりと書きましょう。
② 間違いやすいポイントと正しく記入するためのヒント
よくある間違いとして、在留カードの番号を書き間違えたり、古いパスポートの情報を記入してしまったりする例です。
申請書の日付は記入した当日ではなく、実際に提出する日の日付を書くのが一般的なルールであることを覚えておきましょう。
修正液を使うことは推奨されていないため、もし間違えてしまったら、新しい用紙に一から書き直すのが最も確実です。
一字一句を原本と照らし合わせながら、指差し確認をするような気持ちで慎重に埋めていくことが、一発合格の近道です。
③ 申請理由などの具体的な記載例
申請理由の欄には、なぜアルバイトが必要なのかという目的を、簡潔かつポジティブな言葉で表現することが求められます。
例えば留学生であれば、「学費や生活費を補うため」や「社会経験を積むため」といった理由が一般的で、認められます。
風俗営業に関連するような不適切な場所での仕事は禁止されているため、それらを連想させる記述は避けるべきです。
「学業に支障のない範囲で、生活を安定させるために働きたい」という主旨が伝われば、問題なく許可が下りるでしょう。
資格外活動許可申請書はどこでもらえる?

ここでは、申請に必要な書類をどこで手に入れれば良いのか、入手場所のバリエーションについて詳しくお伝えします。
自分の状況に合わせて、最も手間がかからない方法で書類をピックアップし、早めに準備をスタートさせましょう。
① 出入国在留管理庁の公式サイトからダウンロード
最も一般的な入手方法は、出入国在留管理庁のホームページからPDF形式のファイルをダウンロードすることです。
自宅にプリンターがあれば、24時間いつでも最新の書式を手に入れることができ、予備の分も多めに印刷しておけます。
もし家にプリンターがない場合でも、コンビニエンスストアのプリントサービスを利用すれば、安価に印刷が可能です。
常に最新のフォーマットを使う必要があるため、過去に保存した古いファイルではなく、必ず最新版を拾うようにしましょう。
② 地方出入国在留管理局の窓口で入手する方法
お住まいの地域を管轄している入国管理局の窓口に行けば、紙の申請書がラックなどに置かれていて自由にもらえます。
窓口の職員の方に「資格外活動許可の申請書をください」と伝えれば、適切な種類のものを用意してもらえるはずです。
もし書き方で分からないことがあれば、その場で質問できる場合もあるため、不安が大きい方には安心できる方法です。
ただし、入管は非常に混雑していることが多いため、書類をもらうためだけに行くのは時間がもったいないかもしれません。
③ 空港や学校などの窓口に用意されている書類
留学生が多く在籍する大学や専門学校の留学生課には、申請書のストックが用意されていることがよくあります。
学校のスタッフは手続きに詳しいため、書類をもらうついでにチェックをしてもらえるのが大きなメリットと言えます。
また、前述した主要な空港の入国審査場の近くにも、記入台と一緒に申請書が置かれているコーナーが存在します。
飛行機を降りてから審査を受けるまでの短い時間でも入手できるため、入国時に申請する方はここで確保しましょう。
申請にあたって準備すべき必要書類と手数料

ここでは、申請書以外に何を用意すればいいのか、また費用はいくらかかるのかという気になる疑問に答えていきます。
忘れ物があると二度手間になってしまいますので、チェックリストを作るような感覚で準備を進めていきましょう。
① 申請書以外に提示・提出が必要なパスポート等
基本的には、記入済みの申請書のほかに、有効なパスポートと在留カードの原本を提示する必要があります。
空港で申請する場合は在留カードがまだ発行されていないため、パスポートの提示だけで手続きが進んでいきます。
もし窓口や郵送で申請を行うなら、在留カードの表と裏の両面のコピーを添えることが一般的ですので用意しましょう。
代理人が申請を行う場合には、委任状や身分を証明する書類が別途必要になるため、事前に確認を怠らないでください。
② 手数料はかかる?申請にかかる費用の真実
資格外活動許可の申請には、入国管理局に支払う手数料は一切かからず、完全無料で手続きを行うことができます。
他の在留資格の変更や更新には数千円の印紙代が必要になりますが、この許可については国への支払いは不要です。
ただし、書類を郵送する場合の切手代や、窓口まで行くための交通費、コピー代などの実費は自己負担となります。
「お金がかかるから申請をためらう」という必要は全くありませんので、アルバイトを考えているならすぐに申請しましょう。
③ 在留カードの裏面に許可が記載されるまでの流れ
書類が受理されて審査を通過すると、在留カードの裏面にある下部の備考欄に、許可のスタンプが押されます。
空港での申請であれば、入国審査が終わったその場で、すぐに許可の文字が印字されたカードを受け取ることができます。
後日申請した場合は、許可通知が届いた後に窓口へカードを持参し、そこで裏書きをしてもらうという手順になります。
この裏面の記載があって初めて法的に働くことが認められるため、必ず文字が消えていないか等を確認してください。
よくある質問(FAQ)
資格外許可を空港で申請することに関するよくある質問をA&Q形式で紹介します。
空港で申請する際に事前の予約は必要ですか?
空港での申請には事前の予約は一切不要で、入国審査の列に並んでいる際に書類を提出すれば大丈夫です。
飛行機の中で配られることは稀ですので、あらかじめ自分で印刷して持参するか、審査場の記入台で作成しましょう。
オンライン申請のパスワードを忘れたらどうしますか?
システムのログイン画面にある「パスワードを忘れた場合」というリンクから、再設定の手続きを行うことができます。
登録したメールアドレスにリセット用の案内が届きますので、指示に従って新しいパスワードを決め直してください。
申請書の印刷はモノクロでも受け付けてもらえますか?
申請書は白黒のモノクロ印刷であっても全く問題なく受理されますので、カラーで印刷する必要はありません。
ただし、文字がかすれていたり、サイズが極端に縮小されていたりすると不備になるため、鮮明に印刷しましょう。
許可が下りる前にアルバイトを始めてもいいですか?
許可が出る前に仕事を始めることは法律で厳しく禁止されており、不法就労として罰せられる可能性があります。
必ず在留カードの裏面に許可のスタンプが押されたことを確認してから、アルバイト先での勤務を開始してください。
まとめ
資格外活動許可は、日本での生活を豊かにするためのアルバイトに欠かせない、非常に大切な手続きです。
留学生なら空港で、入国後ならオンラインや窓口で申請し、手数料無料で許可をもらうことができます。
まずは自分の対象を確認して、必要書類を早めに準備することで、スムーズに仕事を始められるようにしましょう。
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