在留カードを家に忘れたらどうする?罰則と対処法を徹底解説
在留カードを家に忘れて外出してしまった経験はありませんか。
日本では常時携帯が義務づけられているため、不携帯は罰則の対象となります。とはいえ、すぐに取りに帰れない状況もあるでしょう。
本記事では家族に届けてもらう方法や他の身分証で対応する方法、紛失時の再交付申請、出国や再入国に関する注意点をわかりやすく紹介します。
在留カードを家に忘れたらどうするべき?

ここでは在留カードを家に忘れてしまったときに取るべき行動について解説します。
日本に住む外国人にとって在留カードは身分証明の中心であり、法律上も常時携帯が義務づけられています。
忘れた場合の優先行動や罰則の可能性を理解しておくことが安心につながります。
①在留カードを家に取りに帰ることが最優先
在留カードを家に忘れたときは、まず取りに帰ることが最優先です。
外出先で提示を求められた場合に備え、すぐに戻る判断が安全でしょう。
多少の時間や予定変更があっても、法律上の義務を果たすことが安心につながります。
②在留カード不携帯は罰則の対象になる
在留カードを持たずに外出すると、入管法により罰則の対象になります。
不携帯が確認されると20万円以下の罰金が科される可能性があります。
実際には注意や指導で済む場合もありますが、事情聴取や身元確認で時間を大きく失うことが多く、生活や仕事に影響が出ることもあるでしょう。
(出典:入管法第75条の2「違反者には20万円以下の罰金刑が科される。」)
③在留カードの提示拒否も罰則の対象になる
在留カードを持っていても提示を拒否するとさらに重い処罰の対象になります。
法律では正当な理由なく提示を拒むことを禁止しており、違反すると1年以下の懲役または20万円以下の罰金が科される可能性があります。
忘れた場合だけでなく、提示を求められたときは素直に応じることが大切です。
(出典;入管法第75条の3「提示を拒否した場合、1年以下の懲役または20万円以下の罰金が科されることもある。」)
在留カードを取りに家まで帰れないときの対処法

ここでは在留カードを家に忘れてしまい、すぐに取りに帰れないときの対応方法を紹介します。
外出先で提示を求められる可能性があるため、代替手段を知っておくことが安心につながります。
家族の協力や身分証の提示など、現実的な方法を理解しておきましょう。
①家族に持ってきてもらう
在留カードを取りに帰れない場合は、家族に持ってきてもらう方法が最も確実です。
外出先まで届けてもらえれば、その場で提示を求められても安心できます。
交通費や時間の負担はありますが、法律上の義務を果たすためには有効な手段でしょう。
②家族に写真を送ってもらう(あくまで補助的な役割)
家族に在留カードの写真を送ってもらう方法もありますが、これは補助的な役割にすぎません。
写真だけでは正式な証明にはならず、警察官などから提示を求められた場合には不十分です。
あくまで一時的な確認材料として活用する程度にとどめるべきでしょう。
③正直に話し、身分証明書を提示する
在留カードを忘れたことを正直に伝え、パスポートや運転免許証など他の身分証を提示する方法もあります。
事情を説明すれば理解を得られる場合もあり、時間をかけて確認が進められるでしょう。
隠そうとするよりも誠実に対応することで必要異常に疑われることが避けられます。
在留カードを家になかったときにするべきこと

ここでは在留カードを家に忘れたと思っていたのに、実際には見つからなかった場合の対応について解説します。
紛失や盗難の可能性があるときは、速やかに警察や入管に届け出を行うことが重要です。
再交付の流れや古いカードが見つかった場合の扱いも知っておくと安心です。
①警察署・交番に遺失届・盗難届を提出する
在留カードが見当たらないときは、最寄りの警察署や交番で遺失届や盗難届を提出します。
受理番号が記載された控えを受け取り、再交付申請時の証明として大切に保管することが重要です。
悪用防止の観点でも早めの届出が安心につながり、後の手続きがスムーズに進みやすいでしょう。 (出典:出入国在留管理庁「紛失等による在留カードの再交付申請」)
②在留カード再交付申請の流れ
入管で再交付申請を行い、原則は紛失などを知った日から14日以内に手続きをします。
必要書類は申請書と写真に加え、遺失届の控えや理由書、旅券の提示などが求められ、手数料は無料です。
処理は即日交付が原則ですが、状況により日数がかかるため早めの準備が安心でしょう。
③再交付申請後に古い在留カードを見つけた場合
再交付後に古い在留カードが見つかったときは、重複を避けるため入管へ返却する必要があります。
カードの二重所持は認められておらず、返却を怠ると不正利用の疑いが生じるおそれがあります。
見つかった場合は速やかに返却し、記録の整合性を保つことが大切です。
(出典:出入国在留管理庁「在留カード等の返納」)
在留カードを家に忘れたときの出国について

ここでは在留カードを家に忘れてしまった場合に、海外へ出国するときの対応について解説します。
出国時にはパスポートが基本となるため、在留カードがなくても出国は可能です。
ただし再入国や航空会社の対応には注意が必要です。
①在留カードを忘れても出国は可能
日本から出国する際にはパスポートがあれば手続きは可能であり、在留カードは必須書類ではありません。
そのため、忘れてしまっても出国自体は問題なくできます。ただし再入国を予定している場合には影響が出るため注意が必要です。
特にみなし再入国許可を利用する際には在留カードの所持が条件となるため、出国前に確認しておくことが安心につながります。
②みなし再入国許可の手続きをする
1年以内に日本へ戻る予定がある場合は、みなし再入国許可の手続きを行うことが重要です。
出国時に「再入国します」とチェックするだけで簡易的に許可が得られる仕組みです。
在留カードを忘れていても再入国の意思を示すことで帰国後の入国がスムーズになります。
ただしカードがなければ適用されないため、かならず所持していることが条件となります。
③ビザ免除国でない場合は搭乗を拒否される可能性がある
渡航先がビザ免除国でない場合、航空会社が在留カードの提示を求めることがあります。
所持していないと搭乗を拒否される可能性があるため注意が必要です。
出国は可能でも渡航先で入国審査に問題が生じる場合があるため、事前に航空会社や渡航先の入国条件を確認しておくことが安心につながります。
忘れたまま渡航すると大きなトラブルになる恐れがあります。
在留カードを家に忘れたときの入国について

ここでは在留カードを家に忘れたまま海外へ出国した場合、日本へ再入国するときに必要となる対応について解説します。
出国は可能でも入国には在留カードが必須となるため、忘れた場合の影響や対処法を理解しておくことが重要です。
①日本への再入国には在留カードは必須
日本に再入国する際には在留カードの提示が必須であり、パスポートだけでは入国審査を通過できません。
在留資格の確認ができないため、入国が拒否される可能性が高くなります。
特にみなし再入国許可を利用する場合は在留カードが条件となるため、忘れてしまうと帰国できない事態に直結します。
出国前にはかならず在留カードを携帯しているか確認し、紛失や置き忘れを防ぐことが安心につながります。
②みなし再入国許可は在留カードを所持していることが条件
みなし再入国許可を利用する場合も在留カードの所持が条件となります。
出国時に「再入国します」とチェックするだけで簡易的に許可が得られる便利な制度ですが、カードがなければ適用されません。
忘れてしまうと再入国が認められず、帰国後に入国できない大きなトラブルにつながります。
海外渡航を予定している場合は、かならず在留カードを持参し、紛失時には速やかに再交付申請を行うことが重要です。
③在留カードを持たずに海外に出国したときの対処法
在留カードを持たずに海外へ出国してしまった場合は、紛失扱いとなり帰国後に再交付申請を行う必要があります。
手続きは入管で行い、まず警察署で遺失届を提出し受理証明書を受け取ります。その後、パスポートや証明写真を準備し、入管窓口で申請書を提出します。
審査を経て数週間後に新しい在留カードが交付される流れです。古いカードが後から見つかった場合は必ず入管へ返却しなければなりません。
在留カード忘れに関するよくある質問(FAQ)
ここでは在留カードを家に忘れてしまったときに多く寄せられる質問をまとめました。実際の生活で起こりやすいケースや誤解しやすい点を整理し、安心して対応できるように解説します。
在留カードが不携帯でも問題ないケースはありますか?
在留カードの不携帯は原則として違法ですが、家の中に置いてある場合は問題になりません。外出時に携帯していないと法律違反となるため、必ず持ち歩くことが必要です。
在留カードを忘れたまま会社に行った場合どうなりますか?
勤務中に警察官から提示を求められる可能性は低いですが、万一のために持参することが望ましいです。忘れた場合は家族に届けてもらうなどの対応を考えると安心でしょう。
在留カードを忘れて旅行に出かけても大丈夫ですか?
国内旅行であればパスポートや運転免許証など他の身分証で対応できる場合があります。ただし在留カードの携帯義務は続いているため、忘れたまま長時間過ごすことは避けるべきです。
在留カードを紛失した場合はすぐに再交付申請が必要ですか?
はい、紛失や盗難が確認された場合は速やかに警察へ届け出を行い、その後入管で再交付申請をする必要があります。放置すると不法滞在とみなされる可能性があるため注意が必要です。
まとめ
在留カードを家に忘れてしまった場合は、まず取りに帰ることが最優先です。
外出中に提示を求められると不携帯は罰則の対象となり、過料や懲役の可能性もあるため注意が必要でしょう。
取りに帰れないときは家族に届けてもらう、他の身分証を提示するなど誠実な対応が安心につながります。紛失や盗難の際は警察へ届け出を行い、その後入管で再交付申請を進めることが大切です。
出国は在留カードがなくても可能ですが、再入国には必須となるため忘れたまま海外に出ると再交付が必要になります。
在留カードは生活の基盤となる重要な証明書なので、常に携帯し正しい対応を心がけることが安全につながります。
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